ドイツでは自然療法が暮らしの中に、気軽く、ゆるく取り入れられています。

多くの薬草が野原や牧草地、山々、そして身近なところに自然と生えて
います。暮らしの中で、人々は休むこと、働くことを大切にしています。
 

聖ヒルデガルトの基本の教えは、今もドイツの日常の中に生きています。

・中庸であること

・小宇宙と大宇宙

わたしたち自身の中に、宇宙があり、暮らしは地球や大きな宇宙と繋がっている。

わたしたちが地球と共に生き、生かされているというホリスティックな視点と健康について、認識できていたのです。
 

健康とは、心・体・魂が健やかで、幸せであること。バランスが取れているということが大切だということ。

地球の温暖化や異常気象、資本主義の終焉が進む中で、
今、わたしたちが一番意識して生きていかないといけないことではないでしょうか？

これらの教えは、聖ヒルデガルトは神からの啓示を受けて『Scivias (道を知れ)』や『Physica (植物学)』という本などに書き記しました。

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その観察力や知性が認められ、聖ヒルデガルトは、2012 年にカトリックの聖人「教会博士」に列せられました。

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女性だけの修道院を建て、多くの人々を教育し、歌、癒やし、祈り、そして暮らしの中の喜び、地球の癒やしを広げた人です。
 

また、聖ヒルデガルトは「女性の生き方」や「女性の幸せ」に関しても深く洞察した人でした。

そんな彼女の元には、救いや癒やしを求めて、地位や身分、性別関係なく、多くの人が集いました。